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ウソ?ホント?英会話にまつわる14の神話

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英語学習をやっていると、これは今やるべきことなのか?この学習方法でいいのか?もっといい方法はないのか?などと考えてしまいます。

今取り組んでいるものを中断して、他の学習法を探しだし、そして手を出します。完全に浮気です。

そしてまた、今やっていることに迷いが生じれば・・・

また浮気です。

 

こんにちは、有賀です。

あなたには、このよくありがちな浮気スパイラルに、絶対にハマらないようにして頂きたい!

そこでまず学習を始める前に自分の中で、「何をどの順番でやっていけばいいのか?」をはっきりさせておく必要があります。これをやっておかないと、先ほどのスパイラルにハマることになります。

世の中には様々な英語学習の方法や考え方などが蔓延しています。良かれと思って取り組んでいたことが、実はあまり意味のないことだった。なんてことはよくあります。

また、取り組むべき順序やタイミングも大事です。初級者が上級者向けの学習法を取り入れてもなかなか成果には繋がらないし、上級者が初級者向けの学習をいくらしてもなかなか上達は見込めません。

そこでまずは、世の中に出回っているよく目にする情報を『英会話 14の神話』として、一つづつお話しします。

この話を読むことによって、今まで何となくモヤモヤしていたことがスッキリし、今自分が何をやるべきか?そして、何をやらなくてよいか?が明確になります。全部で14項目ありますが、バーっと読めると思うので一気に読んで確認してください。

 

第1の神話 聞き流しについて

ちょっと前に流行した「聞くだけの勉強法」ですが、結論から言うとこれだけでは英語を話せるようにはなりません。

理解できないものを聞いているのは、雑音を聞いているのと同じ状態ですので、そこから何か得ることはありません。しかも何もないだけなら時間を無駄にするだけですが、これを続けると英語を聞き流す癖がついてしまうとも言われています。(国際言語学者の溝江達英先生が言っていました。)

まあ、他にも「聞き流し」がダメな理由は色々言われていますが、一番の間違いは大量に聴けばいつか覚えるだろうと考えていることです。これは無いです。

それが証拠に、私は十代の頃から洋楽が好きでコピーバンド(ドラム)をしていたことがあります。それこそ1つの曲を100回以上聞いたと思います。しかし、意味も分からなければ、歌詞を覚えることもありませんでした。

もし何度も聞き流せば覚えるというなら、私はその曲の歌詞を自然と覚えたはずです。しかし実際はそうはなりませんでした。

また、私の父は仕事を引退して時間を持て余し、毎日3時間ぐらいひたすら韓国ドラマを見ています。「聞き流し」に効果があるなら父は韓国語を少しぐらい話せるようになっていてもいいはずですが、全く話せません。

つまり、言語を身につけるためには、受動的な学習だけでなく、能動的にその言語に働きかけることが必須だということです。

ちなみに、子供や幼児であれば、英語環境に置かれ、英語を聞き流しているだけで話せるようになるといわれています。しかし、大人になってから英語を学ぼうとしている私たちにはその方法は効果的ではありません。これは脳科学的に証明されている事実であり、言語の学習方法が今後進歩しても変わらないでしょう。

大人が「聞き流し」だけで英語を話せるようになるのは不可能。

 

第2の神話 海外に住まないと無理か?

続いて、2つ目の神話「海外に身を置く」問題です。これは英語を覚えたかったら英語圏に身を置くのが一番だ、と思われていることです。

これも先に結論を言ってしまうと、「あまり関係ない」です。

あなたの周りにもいるかもしれませんが、何十年と日本に住んでいるのに日本語を話さない外国人の方は結構います。また、海外に目を向ければ、10年間以上香港に住んでいても、中国語を一言も話さない西洋人は沢山いるそうですし、逆に、アメリカ、イギリス、オーストラリアやカナダに10年、20年住んでいても、全く英語を話さない中国人も沢山いるそうです。(TEDより、6カ月で言語マスターのロンズデール氏が言っていました。)

この事実からも分かる通り、覚えたい言語を使っている国に身を置くこと自体は、その言語の習得とは直接的には関係ないと言えます。もちろん行かないよりは行った方が良いのは当たり前ですが、環境云々より本人のやる気が大きいです。

まあとにかく、英語圏へ行けば英語が勝手に話せるようになるという発想は、多くの日本人が抱いている「大きな勘違い」です。海外に行かないと無理と考えるのは今後は止めましょう。日本にいながらでも英会話を習得した人は沢山います。その方法もこれから細かくお伝えします。

どこに住んでいようと関係ない。語学の習得は本人のやる気次第。

 

第3の神話 才能は関係あるのか?

「あの人には元々才能があったんだ」「私には才能が無いから・・・」

語学学習を続けているとどうしても壁にぶつかることがあります。初期段階ではよくある事です。その度にこのようなネガティブな発想が頭に浮かんでしまいます。私もよくありました。

しかし、こんなことを考えるのはもう止めましょう。

確かに才能もあるかもしれません。しかし、英語に限らず何にだってあることです。向き不向き、得意不得意は当然人それぞれあります。

世界の言語の中でも難しいと言われている日本語をあなたは使いこなしているはずです。もし才能が無いとしても、日本語を話す能力がある時点で、そこそこ話せる様にはなれるはずです。

「私には才能がないから」なんてことを考えても何にもなりません。そんなこと言っていたら何もできません。ちょっと厳しい言い方ですが、これは言い訳甘えの類です。

もし、どうしても「自分には才能が無かった」と思いたいなら、これから紹介するプログラムを6ヶ月間やってみてからにして下さい。才能は関係ない、自分にも出来た!と思えるはずです。

才能の有無について考えても何の徳にもならない。考えるだけムダ。

 

第4の神話 英語脳について

英語は英語のまま理解しましょう。いちいち日本語に訳してはいけません。ってやつです。有名どこだと苫米地さんが言っているやつです。

これについては、私は思いっきりのめり込みました。初めてこの話を聞いた時には「これだ!」と思いましたし、実際にお金もかなり使ってきました。

※私の英語脳関連の所持教材

しかし、残念ですが言われている結果は出ませんでした。(私に才能が無かったからかもしれません 笑)

今だから分かるのですが、ハッキリ言って目標設定のレベルが高すぎます。

この「英語脳」は、何年も何年も英語を使い続けた末に、「いつかその境地にたどり着く」というような、夢のレベルです。

少なくとも、すき間時間に英語を聞き、週1回スクールに通い、毎日1時間英語の勉強をするぐらいで到達できる次元ではありません。

大きな目標を掲げて頑張るのは良いかと思いますが、初級者がほとんど到達不可能な目標を目指して苦労するのは、とても効率がよいとは言えません。それよりも、まずは現実的なゴールを設定したほうが実は効率的ということに気づきました。

最初はたどたどしくても何年か英語を使ううちに、「そういえば最近少しレスポンスが速くなったな」と気が付いて、そこからさらに何年もたった後に「近頃、日本語をあまり意識しなくなったな」となれば儲けもの、というくらいのスタンスの方が楽しく取り組めます。

英語脳に関しては、「最終的になれればいいや」ぐらいに考えて、あまりこだわらずにやっていきましょう。日本語脳でも十分に英語でコミュニケーションを取ることはできます。

「英語脳」にはこだわらない。いつの間にか自然にそうなっていくものと受け止めておく。

 

第5の神話 英英辞典を使えは本当か?

「第4の神話 英語脳について」に付随して、英語脳推しの方たちがよく言っていることです。

英語を英語のまま理解するために、分からない単語があった場合は、和英辞典ではなく英英辞典を使いましょう。というやつです。

これに関しては、確かに英英辞典の方が英語を学習する上では好ましいです。しかし、まだ語彙力や文法力の少ない初級者は、実際やってみると分かりますが、1つの単語を調べるだけでもかなりの時間がかかります。正直いちいち面倒だなと感じてしまうと思います。

これにより、学習のモチベーションが下がるようなら、サクッと和英辞典やネット検索を使って単語を調べた方が初めのうちは良いと思います。そして、中級、上級者になってきたら、英英辞典に切り替えれるのがよいと思います。とにかく初期段階では、挫折しないことが一番大事です。

初めのうちは無理して使わなくても大丈夫。中級になったら英英辞典に切り替えよう。

 

第6の神話 日常会話は実は一番難しい?

この話は英語学習について色々調べたことがある人は聞いたことがあるかもしれません。私は初めて聞いた時は意外だったので驚きました。

普通?は専門的なことの方が(例えば医療とか)難しいと考えると思いますが、実は日常会話が一番難しくて、専門分野なら割と早く習得できるという話です。

これは、覚えることが日常会話と比べて専門分野の方が限られているからだそうです。

これには私自身も経験があります。私の英会話学習を始めたきっかけは、本業である飲食店での外国人のお客さん対応のためです。

いわゆる接客英語を覚えたのですが、確かに接客業務で使う言葉はある程度決まっています。これだけ覚えたら後はなんとかなる。というものがあります。

それに比べて日常会話は決まったことは無く、どんなことでも話すので絞りようが無い。だから逆に難しい。という意見です。

この話を初めて聞いた時には、妙に納得しましたが、よくよく考えるとそうでもないかなと思うようになりました。

それは、日常会話も実はそんなに多くのことを話してはいないということに気づいたからです。

それは我々が日々使っている日本語でも同じだと思いますが、人と会って会話をする時そんなに大した話はしていないと思います。割といつも同じような決まった話、流れが多いんじゃないでしょうか?

「最近どう?何かあった?」

「仕事はどう?忙しい?」

「この前○○に会ったよ。」

「○○(ドラマや映画など)見た?」

・・・

だいたいいつもこんな感じですよね?

これは、初対面の人でも同じことが言えると思います。

「初めまして○○といいます。」

「どこの出身ですか?」

「年はいくつですか?」(年齢について:日本では割と普通ですが、英語圏ではあまり聞かないみたいです。)

「仕事は何してるんですか?」

・・・

こんな流れが大半のはずです。

実は日常会話も一つの専門分野と考えれば、覚えることはある程度限られてくるのです。

そして、ありがたいことに、そういう「よくありがちな会話」をまとめた書籍や教材も多数存在します。このような教材を使えば、専門分野は比較的早く習得が可能なのと同じように、定番の日常会話も早く習得することが出来ます。

ちょっとマニアックな話だったかもしれませんが、以前の私のように「え!?日常会話は一番難しいの!?」と思った人の為に神話の1つに入れてみました。

日常会話も一つの専門分野と考えれば、比較的早く習得が可能。

 

第7の神話 暗記について

単語を覚えたり、フレーズを覚える際に普通は「暗記」をすると思いますが、この暗記が英会話学習においてあまり意味がないという意見があります。

これは、大きく2つの理由がよく挙げられていて、「暗記しても忘れる」ということと、せっかく覚えても「実際の英会話になると、とっさに出てこない」からだと言われています。

これは本当にその通りで、私自身も経験があります。外国人観光客の方との会話中に「あ~、これ何て言うんだっけ~?前に覚えたんだけどな~。」なんてことはしょっちゅうでした。

じゃあ、「暗記」がダメなら何すればいいの?って話ですが・・・。

これは、結局「暗記」するしかありません。(それ以外に覚える方法がありません。)

ただ、学校教育や受験勉強の時のような暗記だけではダメだということです。

忘れないようにするのはもちろんですが、何より実際の会話で使えるようにしないと、せっかく覚えても無意味になってしまいます。

試験英語では別ですが、英会話となると、この「使える」ところまでもっていってやっと意味のある作業になります。逆にここまでもっていかないと何の意味もありません。

これに関しては、忘れないようにしかも実際に使えるように暗記していくコツがあります。詳しくはプログラムの本編で後ほど詳しくお話しします。

英会話においての「暗記」とは、使えるようにするところまでを指す。

 

第8の神話 語彙力について

ボキャビルなんて言葉もありますが、単語力、語彙力は、英会話において重要でしょうか?

この話題に関しても世間では色々言われています。

まあ、あって越したことはないですが、単語帳を買ってテスト勉強のように地道に覚える必要があるかと言ったら、それはやらなくてよいと思います。

「単語を覚える」ことに対する私の考えは、一生使うことが無いかもしれない単語を覚えるのは馬鹿らしいし、とても効率がよいとは思えないからです。

語彙力については、学習をする中で出会う単語を覚えていけばよいと思います。

この先、英会話習得の為に学習を続けていけば、知らない単語に何度も出くわします。そして、その知らなかった単語にその先、二度、三度と何度も出くわしながら気づけば自然と覚えます。初めの段階では、単語との付き合い方はこれでOKだと思います。

もし、単語帳を何周するぜ!みたいなことをやりたい人は、中級、上級者になって、時間もたっぷりとれる余裕が出来てからやればいいと思います。

まず「英語で会話が出来る状態」を目指すのであれば、ボキャビルの前にやるべきことがあります。

英会話において、ボキャビルの時間は特に必要ない。

 

第9の神話 文法について

英語学習者の間で好き嫌いの分かれる「文法」についてです。ちなみに私は学生時代は苦手でしたが、今は好きです。

我々は中高と学校教育の中でさんざん文法をやってきたわけですが、99%の人が英語を話せません。

また、我々日本人が日本語の文法をよく知らななくても日本語を使いこなしている理由から、文法なんて知らなくても言葉は話せるんだ!という主張もあります。

はたして「文法」は英会話において必要でしょうか?

私が思うに文法は必要です。

中には文法無しの「慣れ」だけで英語を習得し流暢に話す人がいますが、これは我々には参考になりません。こういう人の話を聞いて影響を受けてしまう人もいるかもしれませんが(昔の私です)、日本にいながら、独学でなんとか英会話を習得しようと思っている人にはちょっと違います。

よく調べてみると分かりますが、この種の人達の特徴は英語圏で生活しています。しかもかなり長い期間です。

これは、24時間365日英語漬けの生活を送れる人です。先ほど「慣れ」と言いましたが、「慣れ」の度合いが桁違いなのです。私たちのような、日本で生活を送りながら一日1、2時間勉強するような環境とは違います。ついこの種の人達に憧れを持ってしまいますが、英語へのアプローチが全く違います。この種の人たちの話を参考にするとかえって遠回りになります。(私が経験済みです。)日本にいながら着実に身に付けられる方法を選びましょう。

で、話が逸れましたが、なぜ「文法」が必要か?それにはいくつか理由があります。

まず、これはオーストラリアの語学学校で働いている方に聞いた話です。

語学留学しに来た日本人で、上達する人と、なかなか上達しない人の特徴を聞いたところ、日本で文法の勉強をちゃんとしてきた人は皆上達が早いそうです。逆に文法を理解していない人は話せないままで帰って行く人が多いそうです。この結果は見逃せません。

また、そもそもの話ですが、文法を知らないと文を組み立てることが出来ません。

文法無しでは、単語の羅列暗記したフレーズの2本勝負です。とても大人のコミュニケーションが取れるとは思えません。

ここで一つ疑問が湧くと思います。

学校で文法を勉強してきたけど、オレ全然話せないやん。

この答えは、学校で勉強してきた文法は、テストのための文法だからです。

英語を話せるようになりたい私たちは、これからは話すための文法を学習し直さないといけません。

この2つの違いは後程本編にて説明しますが、まずここでハッキリさせておきたいことは、文法は必要だ!ということです。

これからは、話すための文法が必要になる。

 

第10の神話 多読について

「スタバで洋書。」

やったことないですけど、洋書を読むとかそれだけでちょっとカッコいいですよね。

多読とは洋書を大量に読む学習方法ですが、これには色んなメソッドがあります。定番なのはレベルの低いもの(幼児向け)から始めて、だんだんとレベルの高いものへと進んでいく方法です。(まずは100万語!のSSS英語学習法などが有名どこです。)

この多読ですが、一部の間では最高の語学習得法とも言われており、多読を日常的に行っている人のことをタドキストなんて言ったりもします。

この多読には様々なメリットがあると言われています。例えば、

・英語に慣れることができる。
・文法活用の練習になる。
・生きた英語が身につく。
・語彙力、文法力、リーディング速度が上がる。
・リスニング力が上がる。
・英語をそのまま理解する練習になり、英語脳に近づく。
・洋書が読める俺(私)ってことで、単純に自信がつく。

など。

まあ、この多読による効果は良いこと尽くめなんですが、これもボキャビル同様に「英語でコミュニケーションをとる」ということに絞って考えると、後でやることに入ります。

初級者のうちは、文法も語彙力も低いので思うように進まないってこともありますが、一番の理由は「話すこと」に焦点を絞った場合、この多読は効果を感じるのに時間がかかるからです。

これから紹介する「6ヶ月間の集中プログラム」は会話することに対して即効性を求めて作られていますが、多読はじわじわと効いてくる感じになります。故に時間をかけて(数か月~数年)数をこなさないと実力に実を結びません。

順番でいくと、ある程度話せるようになった後に行うことをオススメします。そうすればさらに自分の英語に磨きをかけることが出来ます。逆にこれをいきなり始めてしまうと、いつまで経っても全然話せるようにならないため、嫌になって挫折してしまう可能性が高いです。

ただ、会話だけでなく4技能全てにおいてのレベルアップが可能な素晴らしい方法ですので、6ヶ月間のプログラムが終えて、それなりに話せるようになった後で取り入れて欲しい習慣の一つです。

最終的には多読は必須だが、中級になってから始める。

 

第11の神話 海外ドラマについて

海外ドラマや洋画などを使って英語を学習する方法についてです。

この方法も色んな人がオススメしている今やメジャーな学習方法の一つですが、これもボキャビルや多読と同じく中級ぐらいになってから始めた方がよいです。

理由は、多読同様に効果を実感するまでに比較的時間がかかるからです。(多読よりは早く効果を感じやすいですが、それでも即効性は低めです。)

この海外ドラマなどを使った学習法も、じわじわ効いてくる系の部類で、相当数をこなさないと効果を実感することは難しいです。

ただ、今どきの生きた英語の世界観を身に付けるには最適な方法の一つですので、中級者になったらぜひ取り入れて欲しいです。

ただくれぐれも注意してほしいのですが、初級者にはまだ早いです。やるなら6ヶ月間のプログラムを終え、ある程度喋れるようになった後で、行うことをオススメします。

海外ドラマ学習法も、中級者になってからの方が効果的。

 

第12の神話 瞬間英作文について

最近ではかなりメジャーになってきている学習法についてです。(詳しい内容は公式サイトへ)

この本は50万部突破の異例の大ベストセラーらしいです。この記事を読んでいるあなたも、もしかしたら持っているんじゃないでしょうか?私はアプリ版も含めて全シリーズ持っています。

誤解の無いように最初に言っておきますが、この学習メソッドはとても良いです。

ただ、こちらも今まで挙げてきた他の学習法と同じく、初心者がいきなり手を出す教材ではありません。

理由はこれまた同じく、効果を感じるまでに時間がかかるためです。この「瞬間英作文」もじわじわ効いてくる系の部類で、相当数をこなさないと効果を実感することは難しいです。

やってみればわかりますが、1通りやったぐらいでは何の変化も起こりません。かなり頑張って10周して、それでもそれほど効果を感じません。めちゃめちゃ辛抱強く愚直に30周して、ようやく効果を感じられるようになるといった具合です。

代表的な変化としては、

  • 言いたいことが瞬時に言える回数が増えた。
  • 英会話の中で本の内容を自然に使いはじめた。
  • 小さな文法ミスが減った。
  • 英語に対するストレスがなくなってきた。
  • 英文を頭から読んで理解出来るようになってきた。
  • ドラマや映画など訳さなくても理解できる事が増えた。

などです。

この様に、かなり嬉しい効果が期待できますが、それでも30周は相当根気のいる作業です。そして、これをやったからといって「英語で円滑にコミにケーションがとれるか?」といったら残念ですがとれません。

その理由は「瞬間英作文」は学校で教わるような文法がベースにあることです。

私たちがまず目指すのは、とにかく英語でコミュニケーションをとれるようにすることです。

試験のための英語では無いですから、正しい英語を使えることは、話せるようになってからその後に磨いていけばよいですし、なにより、実際の会話でこれ使うか?というセンテンスが多いのでやっていてつまらないです。(瞬間英作文の書籍やサイトをよく読んでもらえば解りますが、これにはちゃんとした意味があります。誤解の無いように。)

やはり、まずはとにかく、目の前の外人さんに言いたいことが言えて、言っていることが解る状態を、レベルが低くてもいいから早く習得したいわけです。

「全体的にじわじわ効いてくる系」の学習はその後に時間をかけてやればよいと思います。まずはとにかくやり取りが出来るように!

初めにじわじわ系の学習をやってしまうと、いつまで経ってもなかなか話せないので嫌になってしまう可能性が高くなります。英語学習において辞めてしまうことが一番避けたいことですので、継続できる正しい順番で英会話を習得していきましょう。

今流行りの瞬間英作文でさえ、まだ早い。

 

第13の神話 TOEIC・英検について

TOEIC満点だろうと、英検1級だろうと、持っていても話せないなら無意味だと思います。お飾りか!って話です。

実際テストで高得点を持っていても、外人さんを目の前にするとそれほど喋れない人は多いです。(私の住んでいる地域には英文科のある大学があり、そこの学生さんと話す機会がよくあります。多くの生徒さんがTOEIC高得点を持っていますが、流暢に話せない人がほとんどです。)

これは、「TOEICや英検のための学習」と、「話せるようになるための学習」が、同じではないということを証明しています。

TOEICや英検を頑張ったら、英語が話せるようになる、と思っている人は注意してください。

しかし、仕事などで必要な人もいるだろうし、持っていれば就職にも有利だし、何より箔がつくってこともあります。「TOEIC800点です。」とか言われると「おおっ!」ってなってしまうのも事実です。

これから紹介する「6ヶ月間のプログラム」では、TOEICや英検に関しては全くカバーしていません。「英語でコミュニケーションをとる」ということだけに特化しています。

とはいっても、やることは試験対策にも共通しているところが多いので、役に立たないということはありません。

早急にTOEICや英検での結果が必要な人にはお勧めしませんが、「いつか取ろうかな」ぐらいに考えている人には最適なプログラムです。

まずはこのプログラムをやってある程度喋れるようになって、その後にそれぞれの対策をやって取得すれば良いと思います。

そうすれば、ちゃんと話せるTOEIC・英検・保持者になれます。

試験勉強では話せません!必要な人は後々対策を。

 

第14の神話 ネイティブ、ペラペラについて

英会話学習を始めると、「ネイティブ」とか「ペラペラ」とかいった言葉によく出くわします。

そんな言葉に影響を受けて、ついつい「ネイティブ」とか「ペラペラ」を目標にしてしまうと思いますが、はっきり言ってかなり難しいです。不可能に近いと言った方がよいかもしれません。

目標が高いのは良いことですが、ネイティブレベルを目指すということは、実は現実性に欠けます。ネイティブレベルを目指した瞬間、英語の勉強の難易度は格段に上がり、手に負えないものになってしまいます。言い換えるのならば、永遠にゴールにたどり着くことのない終わりなき旅に出るようなものです。

「俺はこんなに勉強してきたのに・・・」「まだまだネイティブには及ばない・・・」こんな思いが事あるごとに訪れることになります。これではいつか英語が嫌になってしまいます。

仮にTOEIC990点満点、英検1級、英語学習経験10年みたいなレベルになったとしても、ネイティブスピーカーの英語力には届かないのが現実です。

しかし実際には、ネイティブレベルでなくても英語でのコミュニケーションに困ることはありません。

まずは現実的な目標、「簡単な英会話ができる」を目指すのが一番です。このレベルでも英語が話せることは本当に楽しく、十分に満足できるものです。

ちなみにあなたが英語がペラペラだと感じている人も、本人に聞けば分かることですが、決してネイティブレベルではありません。

実際のところ、ネイティブレベルにははるかに及ばない簡単な英語を話しているだけでも、英語が話せない人からは英語がペラペラかのように見えてしまうものです。

このレベルで十分じゃないでしょうか。

それに、現在はグロービッシュなんてものもあります。(詳しくはWikipediaへ)

今や、英語の総人口20億人うち、17億人が非ネイティブなんだそうです。

そして、非ネイティブ同士が使って分かり易い「英語」へと英語自体が変化しているそうです。

こんな事実もあるし、あまりネイティブレベルにこだわる必要は無くなってきているんじゃないでしょうか?

とにかく、「ネイティブ」「ペラペラ」を目指すと、一生英語学習に時間を使って終わることになります。あなたには他にやりたいことが沢山あると思います。

さっさと6ヶ月間だけ集中して、まずはそれなりに話せるレベルまで持っていって、さらにレベルを上げたい人はもっとやればいいと思います。ちなみにもう一度言いますが、このレベルでも十分に英語でコミュニケーションが取れるし、十分外国人の方たちと楽しめます。間違いなくこれからの世界が変わります。

「ネイティブレベル」とかもう古い!そこそこ話せればOKとする。

 

以上で『英会話 14の神話』終了です。お疲れさまでした。最後にもう一度、要点だけおさらいしておきましょう。

 

  1. 大人が「聞き流し」だけで英語を話せるようになるのは不可能。
  2. どこに住んでいようと関係ない。語学の習得は本人のやる気次第。
  3. 才能の有無について考えても何の徳にもならない。考えるだけムダ
  4. 「英語脳」にはこだわらない。いつの間にか自然にそうなっていくものと受け止めておく。
  5. 英英辞典は初めのうちは無理して使わなくても大丈夫。中級になったら切り替えよう。
  6. 日常会話も一つの専門分野と考えれば、比較的早く習得が可能。
  7. 英会話においての「暗記」とは、使えるようにするところまでを指す。
  8. 英会話において、ボキャビルの時間は特に必要ない。
  9. これからは、話すための文法が必要になる。
  10. 最終的には多読は必須だが、中級になってから始める。
  11. 海外ドラマ学習法も、中級者になってからの方が効果的。
  12. 今流行りの瞬間英作文でさえ、まだ早い。
  13. 試験勉強では話せません!必要な人は後々対策を。
  14. 「ネイティブレベル」とかもう古い!そこそこ話せればOKとする。

 

英会話の学習を始めるにあたって、モヤモヤしていたことが少しは晴れたんじゃないでしょうか?

次のステップでは、これから英会話学習を始める時に、心に留めておいて欲しいことをお話しします。これを知っていると知らないのとでは、6ヶ月後の結果が大きく変わります。具体的に言うなら、2倍ぐらいの違いが出ると思われます。

次回 ⇒ 英会話学習 8つの掟

 

※追記:今までの活動の集大成が完成しました。 

結局何をやれば話せるようになるのか?一から順番に解説しました。とにかく英語を話せるようになりたい人は一読お願いします。

2018年はこれで決まり!英会話習得のための最速最短の道筋

 

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